2024.1.3
愛知屋と職人
中日新聞広告〝心を繋ぐ、お客様と共に。〟 ーー最後の孝行を。お仏壇洗い体験。
『最後の孝行を。』
昨今では様々な理由により金仏壇(漆や金箔、餝金具が施されたお仏壇)から現代調のお仏壇への需要が多くなっている。
そんな中でも、それぞれのご家族が先代様から大事に守り継がれてきたお仏壇をキレイにして後世へと繋きたい。
そういったお気持ちにより、お仏壇をお洗濯(修復)していただく方もいらっしゃいます。
写真 は、祖母様をきっかけにお仏壇の洗い修復をしていただいた安藤さん。
修復のお話が進んでいく中で、お孫さんから『おばあちゃんが大切にしていたお仏壇の洗いをお手伝いしたい。』というお声をいただいた。
弊社 愛知屋仏壇本舗 は、本店の斜め向かいに自社工房を持っており、職人も3人常駐しており、
その工房内でお仏壇修復作業をしております。そこで、そのお孫さんの大変素敵なお気持ちを汲み、
弊社職人とともに安藤家のお仏壇を一緒に洗う体験をしていただきました。
お仏壇を修復する際、すべての釘を抜き金具を取り外します。そしてすべてのパーツを分解します。
そのあと、お仏壇についた長年の汚れを落とす工程に入ります。
祖母様が毎日お参りしていらっしゃった、ロウソクや線香の煤汚れを、真剣な表情で洗い流す安藤さん。
〈安藤家の家紋を洗うお孫さん。〉
安藤家のお仏壇についていた金具の説明をする弊社製造長。安藤さんも興味深く聞いておられました。
最後に、ご自身で洗浄された部品を天日干ししながら記念写真。
〈 お仏壇洗浄体験を終えて。安藤さんに感想を伺いました 〉
「孫ができる祖父母孝行の最後のチャンスだと思う。煤汚れの量を見て、祖父母がどれだけ思いを込めておまいりしていたかを感じました。また、こうやって自分で動いて孝行できて嬉しいし、僕たちが(洗いのお手伝いを)やる事によって、どのように時間をかけて造られているかを知れるからこそお仏壇の価値がわかる。お仏壇はあることが当たり前だったもの。無いことが当たり前になっちゃいけないものだと思う」と話されました。
安藤さんの後も多数、小学生の息子さんとの親子さんや、30代の姉妹さんなど、様々な方がお仏壇洗い体験をされています。
皆さん洗われているうちに、次第と真剣な表情で黙々と作業されているのが印象的です。
ご興味ございましたら、ぜひ愛知や仏壇本舗までご連絡下さいませ。(※洗浄されるお仏壇はご自身のご家庭のお仏壇に限ります)
ご連絡先→( 0120-0564-08 ) 、または info@aichiya.co.jp まで、お電話またはメールにてご連絡下さいませ。
【 愛知屋のお仏壇修復 】
またお仏壇の修復において、弊社は自社工房と弊社職人のみならず、三河の伝統的工芸士と伝統的技法によって丁寧に修復しており、〈三河ブランド修繕〉という三河仏壇組合認定の修復コースもございます。
総洗いのみならず、部分修復やご予算内でベストなお仏壇洗いもご提案致します。
また上記の洗い体験はもちろん、作業工程の見学も可能です。
お気軽にご連絡下さいませ。
2024年1月4日 9:30から営業しております。本年も宜しくお願い申し上げます。スタッフ一同お待ちしております。