美しいフォルムと技術
 
 
 
 

 ■ ホーム > お仏壇の製作工程

お仏壇の制作工程

お仏壇も近年、工業化が進み機械による製品も多く出回るようになりましたが、お仏壇の基礎となる木地(木材)は生き物であり、木目や節、性質も一本一本違うため、やはり熟練の職人が五感を駆使して丹精を込めて作るお仏壇は、その雰囲気、質感、品質、耐久性の点で優れています。
お仏壇が完成するまでには、大きく8つの工程があります。それぞれに専門の職人がいて『八職』と呼ばれています。愛知屋では、この各工程において永年の経験と最高の技術を誇る八職を揃え、三河地区最高水準の仏壇をお客様にご提供できる体制を整えております。

仏壇制作各工程

組み立て 蒔絵 箔押し 塗り 錺金具作り 彫刻 宮殿作り 木地造り

木地造り
1.木地造り 制作期間 37号(二百代)で約20日
お仏壇の骨格となる部分を造る工程です。厳選した木材を使用し、正確に採寸、切り出し、カンナがけ等を行います。お仏壇は家具と違い後から塗りをかけます。そのため塗りの厚さを考慮して各部を組み立てていかねばなりません。ここは、職人の永年の経験に基いたカンがものをいいます。また、後年お仏壇を分解修復する時の事を考え、木地の構造はほぞ組みによる組み立て式となっています。
宮殿、荘厳造り
2.宮殿、荘厳造り 制作期間 37号(二百代)で約20日
ご本尊を安置する宮殿を造る工程です。お仏壇を造る工程の中で最も手間のかかる工程とされています。屋根の形式や柱の本数の違いにより、宮殿造り、宮殿御坊様造り、御坊様造り、荘厳造り等があります。後に塗りをかけ、金箔を押し、金具を付ける事によって、豪華絢爛な姿へとなります。
彫刻

彫刻
3.彫刻 制作期間 37号(二百代)で約2週間
お仏壇の欄間や内回りを飾る、精緻を極めた彫刻。それらを造る工程です。木材の塊から職人の手によって華麗な彫刻が生み出される様は圧巻です。仏壇の彫刻には様々なモチーフが使われ、デザインセンスの問われるところです。大きく分けて、花鳥彫り、人物彫りがあります。人物彫りは顔の表情を上手く彫らなければならないため、難易度が高く、花鳥彫りに比べて、高級であるとされています。当店ではこの人物彫りにおいて、オリジナルデザインの「親鸞聖人一代記」、「二十四孝」等を用いています。
錺金具作り

錺金具作り
4.錺金具作り 制作期間 37号(二百代)で約20日
お仏壇の外回りを彩る宣徳イブシ仕上げの外金具、お仏壇の内回りを彩る本消鍍金仕上げの内金具を作る工程です。銅あるいは真鍮を使い、職人の手により一つ一つ丁寧に様々な模様をたたきだしていきます。平面な地金から立体的な模様が生み出され、後に色つけがなされます。現在は安価なプレス品も多く出回っておりますが、耐久性や味わいの点で、手造りに勝るものはありません。
塗り
5.塗り 制作期間 37号(二百代)で約1ヵ月
お仏壇の木地にを塗りをかけていく工程です。本来は天然の漆を手塗りしていくものですが、莫大なコストがかかるため、現在では吹き付け、また漆のかわりにカシューも多く使われます。いずれにしろ丁寧に下地を整え、塗り、乾かし、研ぎ出し、再度塗り、といった工程を何度も繰り返します。従来の黒塗りに加え、梨子地塗り、箔蒔塗り、青貝塗り、金虫喰塗り等、様々な変わり塗りも多く施されます。
箔押し

箔押し
6.箔押し 制作期間 37号(二百代)で約2週間
塗りを施された後、様々な場所に金箔が押されます。光輝く超高級本金箔をあるいは扉の裏に、またあるいは複雑な曲線をおりなす彫刻に、細心の注意をはらって押していきます。金箔は接着剤の拭きかげん一つで様々なひかり具合となります。ここも熟練した職人の腕の見せ所です。当店では戸裏に最大七寸二分の大判を使用し、厚みも従来の数倍となっております。
蒔絵
7.蒔絵 制作期間 37号(二百代)で約1週間
塗りを施された部分を背景に、本金粉、本白金粉を用いて、華麗な絵を描いていく工程です。時には青貝を埋め込み、その上から描いていきます。日本古来の雅の心を今に伝える伝統技法です。
組み立て

組み立て
8.組み立て 制作期間 37号(二百代)で約1週間
出来上がってきた各部を一つにまとめる最終工程です。各部に傷がつかないように細心の注意を払って調整、組み上げていきます。そして念入りに検品した後、いよいよお仏壇の完成です。
 

Copyright(C)2006 Aichiya butsudan honpo Co.,Ltd All Rights Reserved.