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仏事について

法事はなぜするのですか?
日本では祖先を奉る習俗が古くからあり、霊を慰めないと人々に害をなすという観念がありました。仏教の伝来とともにその影響をうけ、“経典を読む功徳により祖先を回向する”という考え方として定着しました、それが法事のはじまりです。

法事を行う時の大切な心得を教えて下さい。
年回法要は、親族など故人と縁の深い方々をお招きします。お坊さんをはじめ、出席者の皆さんの最も集まりやすい日を決め、案内状を送付します。また、当日の客数、場所、引き出物、御布施、接待役、台所役、座の配置や焼香やお坊さんのも身の回りの世話役なども細かく決めておきます。仏壇をていねいに手入れして、出来れば故人の遺影や供物祭壇、焼香台などを別に用意します。

法事の参加者の着席の順序はどうしたらよいのでしょう?
仏壇のまつり方もそうですが、仏事はおおむね右側が上座で左側が下座です。席はこれを頭に入れて設営します。お坊さんや導師は仏壇や祭壇にむかって右側となります。また親族など故人と縁の深い人から前列に座ります。

法事の御礼はどうしたらよいでしょう?
短い法話の後、御布施、お車代を包みます。お斎(おとぎ・会食)の席について頂くかどうかで、御膳料も用意します。引き出物は会食の席か、最後にお渡しします。

通夜のいわれを教えて下さい。
釈尊は齢80で沙羅双樹の下でなくなりました。この時弟子たちに見守られていたことから通夜の儀礼が始まったといわれています。本来は遺族、親族が一晩中起きていて亡くなった人を見守る習慣ですが、現在では、僧侶に読経をお願いして供養する儀式のみのものとなっている傾向がみられます。

法事に行くと、その時によって、線香の本数や焼香の回数が違うので戸惑ってしまいます。どれが正しいのでしょうか?
線香の本数や焼香の回数は、宗派によって違います。そのため、法事のときに戸惑う人が多いようですが、あまりこだわる必要はありません。
例えば真言宗や天台宗では、線香は3本(焼香の場合は3回つまんで)供えることになっています。供えられた3本の線香には、それぞれ仏・法・僧の意味がこめられています。身・口・意の意味を持つという説もあります。
浄土宗も3本(焼香は3回)で同じ本数ですが、その意味は、現在・過去・未来の3つの世界の仏様にお香をお供えするためだとされています。
曹洞宗では線香は2本(焼香は2回)、それぞれに戒律と禅定という意味があります。
真宗や日蓮正宗では、線香は1本(焼香は1回)ですが、線香は立てずに、折って香炉に横に寝かせます。
一応このように定められていますが、葬儀の時などは、お香を焚きすぎると部屋に煙が充満してしまいますし、時間の節約という点を考えて、1本(1回)で済ませたほうがいいでしょう。
仏壇への日々のお参りでも、必ずしも、決まり通りの本数の線香を供えなければならないわけではありません。毎日お参りをするのならば1本でも十分ですし、2つに折って半分ずつ使っても構いません。ただ、誰かの命日などの大切な日には、宗派で定めている正式の本数をお供えしてください。大切なことは、心をこめてお香を供えることで、本数はあまり多きな問題ではないということです。
ひとつ気を付けたいのが、線香に火をつける時です。ロウソクで灯した炎を消すときに、息を吹きかけて消してはいけません。仏教では、息は不浄のもの、けがれたものとされているからです。手のひらをうちわのようにして、風を送って消すか、ロウソク消し用のうちわを使うのがいいでしょう。<br>
また焼香と線香の使い分けですが、宗教的には特に違いはありません。抹香は粉状のお香ですが、火種が必要なことや、比較的高価なもののため日常的に使う人は少ないようです。それに対して線香は、扱いやすく、金額的に求めやすいものが多いため、日々のお参りに用いられることが多いのです。

日常は、どのようにお勤めしたら良いのでしようか?
仏壇というものは、買っただけでいいというものではなく、日々お勤めをしなくては意味がありません。仏様ご先祖様へ祈りを捧げてはじめて、価値あるものになるのです。仏壇へのお参りで重要なのは、もちろん仏様ご先祖様への感謝の気持ちです。われわれがこうして無事に毎日を過ごすことができるのは仏様ご先祖様のおかげです。その気持ちを、本尊におさめた仏壇に捧げることが、仏様ご先祖様への何よりもの供養です。
お祈りを捧げること自体が、人間の謙虚な心を育て、すがすがしい気持ちをもたらしますが、よい家庭環境を育てるという役割も果たしています。例えば一週間に一度でも、家族全員で仏壇の前に座っている家庭では、家族全員が心をひとつにするという、尊い時間を過ごすことができます。また親が毎日、お供えをしてお祈りをしている家庭では、たとえ子供がお参りをしていなくても、自然と子供の心に、仏様ご先祖様への敬愛の気持ちが育ってくるものです。子供は親の背中を見て育つのです。
仏壇でのお勤めは毎日行うことが大切です。本格的なお供えをして、お経を読むことも大切ですが、最低限のことでもいいから続けるということが何よりも大切なのです。毎朝、仏様にお祈りすれば、必ず一日を健やかな気持ちで過ごすことができます。

<日々のお勤め>
朝、起床したら、まず仏壇の扉をあけます。扉をあける時には、合掌し、軽く一礼します。
家族が朝食を食べる前に、仏飯、浄水(お茶)、花などを供えます。毎日が難しければ、最低でも週のはじめの月曜日とか、月一回お一日(おついたち)にはお供えをしてください。
お供えをしたら、ロウソクに火を灯し、線香を焚き、りんを鳴らし、合掌礼拝します。この時に読経を行うのが理想ですが、できなければ合掌礼拝のみでも問題ありません。仏様ご先祖様への感謝の気持ちを捧げて、供養をしてください。
家族の食事の後、お供物を下げ、ロウソクを消します。
頂き物や特別にご先祖様にお供えしたいものがあれば、仏前にお供えをします。
就寝前に、合掌一礼します。




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